ご利用者の声No.757

I.Aさん

静岡県出身

51才

やった分だけ結果につながると自信を持って言えます。私は一歩踏み出せた事が本当によかったと思うし、これで合宿は終わったけど、これからが本番。

2019年2月25日(月)~3月28日(木)1ヶ月の合宿生活でした。

2年前位から徐々に体重が増え始め、同時に血圧も高くなってきてしまいました。体重が減れば血圧が下がると聞いていたので、TVを見てサバ缶が良いといえばサバ缶を食べ、炭水化物を抜けばやせやすくなると聞けば炭水化物を抜いた自己流ダイエットをくり返すうちに、体重が減ってもすぐ戻り、より体重が増えてしまうようになっていました。仕事をしていても体重が増えてるのに、2018年7月31日で今まで働いていた会社を辞めた事で、更に体重が増えてしまいました。

体重計に乗る事もなくなり、たまに乗ってみると増えて…そんな生活が6ヶ月近く続いた時、近くのスーパーまで15分程度歩いただけで腰が痛くなり、階段を上るだけで息が上がり、急激に体重が増えて体も不調を感じるようになりました。体重を落とそうとスポーツジムに入会して運動をして、健康的に体重を落とすつもりで、はりきっていたのはいいんですが、そこで血圧が高いと言われ、運動ができず、ジムの保健士さんからは「内科で一度診てもらって血圧を下げる薬を処方してもらった方がいいのでは?」と言われ、どうしたらいいのか考えてしまいました。薬を飲んだら、ずっと飲み続けなければいけないような思い込みもあったので、病院に行くのは避けていました。

そこで、次は婦人科の中にダイエット外来がある病院に問い合わせ、血圧の項目もあってちょうどいい病院が見つかったと思っていましたが、問診表を記入しているうちに、今飲んでいる薬を書くと診察を断られてしまいました。話だけでも聞いて欲しくて何度かお願いしたのですが、結局診察は受けられないまま時間が経ち、自分ではどうにもならない状態でした。

今年に入り、ダイエットの項目で色々調べると「断食」などが多く目に入ってきました。それも1週間というのが多く…。

私は自分自身の生活を振り返ると短期間では改善できないと思っていた為、もう少し調べてみようとしているうちに「デルメ合宿」というキーワードが見つかりました。体験した人達の感想を読んでいくうちに、私にはこの合宿しかない、私が求めていた場所だと確信しました。いつもの私ならそこで前に進むことができないのですが、その時はすぐに問い合わせをしていました。

内容などを聞いた上ですぐ申し込みをして、合宿がスタートする事になりました。申し込んだのはいいのですが、そこからは不安ばかり。高校時代の部活合宿の5泊6日位以外、家から出る事なく、1ヶ月も知らない地へ行く事になるとは…。

いざ合宿初日をむかえると、センターの皆さんが迎えてくれて、はじめに腹部のCTをとり、理事長さんから「今までの食事でどんなものを食べて、それがどうなるのか?」偏った食生活を指摘されて、自分がどれだけおそろしい食生活をしていたんだと、改めて知りました。

CT画像を見せられ、内臓脂肪の多さにびっくり。これからこの合宿で生活していれば減らせると。私に足りない栄養素はビタミン・ミネラル。自分では栄養が足り過ぎてて体重が増えていると思っていたけど、取らなければいけない栄養をとっていませんでした。偏りすぎていて、飛び出ている栄養を使えず、脂肪へと変わり、燃やせない体になっていた事にショックを受け、合宿が始まりました。

体を動かす事は好きなはずだったのに、体重が増えてからは、動くと腰が痛くなるからと1週間に1回、2回歩けばいい方で…。合宿では目標-10kg。その-10kgに向けてトレーニングメニューを作ってもらい、体力に合わせ運動が始まりました。

私の場合は血圧が高い為、力が入る筋トレは、おもりが軽いものからゆっくりやっていきました。有酸素運動と筋トレを2セット。何もきついトレーニングではありませんでしたが、合宿に入る2日前位から膝に違和感がありました。そのうち、3日目位から膝が腫れてきて、思うように歩けない、動けない。

でも、この合宿での強い部分が、不調などを伝えるとすぐに対応してくれるところ。一般のジムでは痛みがなくなるまで少し休むとか、様子を見るとか、またそこでストップがかかり、無理して運動すると悪い方へ…。

ここはそういう場所とは違って、その部分が何でそうなったのかとか治療を入れて診てくれたり、原因などを調べてくれます。私も合宿に入る前は何も運動していないから、何か不調が出て当たり前と思っていました。全てが自分自身が生活してきた習慣が悪かったと反省もした。でも、スタッフの皆さんは毎日「膝はどうですか」と会う人会う人が声をかけてくれて…自分が悪いのに皆さんが気にしてくれて申し訳なかったです。「膝が痛いのは腰から来てるんじゃないか?」「どこかをかばっているのでは?」など、運動も自分のできる範囲で運動したら、アイシングして冷やす、温める、と多い時は1日3回位アイシングをする事もありました。治療していくうちに、だんだん良くなり、運動しても大丈夫な時は気持ちも楽になるけど、また痛みが出ると自分に甘えているんじゃないかと、できない自分とか、痛いって言っている自分が嫌だと思う事もありました。でも、だんだん動いていれば痛みがなくなってくる事に気づきました。

痛いのは、朝起きてから歩き始める時。起きてからは足を少しずつ動かすようにしていくと日に日に不快な感じはなくなってきました。痛いなと思っても、寮からセンターに着く頃には痛みがひいてきて、動けるようになってきました。何もしないでいると、膝周りが固まるような感じになりました。痛くなるのが嫌だから、自然に動かしたり動くような行動をするようになりました。

骨盤のねじれやバランスを見てもらった時に、私は足のつけ根部分がつまっているのか、血流が悪い事もわかりました。その状態を改善する為のストレッチを取り入れ、歩き方をチェックしてもらうと、やはり伸ばせていませんでした。歩き方でも指摘されたことを頭でくり返し、言い聞かせながら意識する事で、足の付け根が伸びている感覚もわかり、それと同時に足の不調も減ってきて、動きやすくなっていきました。足の痛みがなくなってくると、その時がどれだけ痛かったのか忘れてしまう程状態が良くなり、また頑張ろうという気持ちになりました。そうなってきたのも、スタッフ・トレーナーさん達が、しっかりついていてくれて状態を確認して考えてくれていたお陰だと思ってます。

血圧も当初は170台/100台という数字が当たり前だった事が、合宿生活での運動、食事、規則正しい生活という事で、少しずつ下がって日々何らかの結果が出るようになっていました。140台でも驚きなのに、合宿中では120台の正常値まで下がった時もあり、ここでの生活はすごいと思いました。そして、私の数値をスタッフの皆さんが喜んでくれて…まるで自分の事のように笑顔で接してくれました。とても心強かったです。

合宿中ではコンビニセミナーや理事長さんのセミナーなど食生活について学んで、合宿後に備えていきます。コンビニセミナーでは買い物に行く前に「何をどれだけ食べるのか?」、たんぱく質は手のひら1つ分、野菜(緑黄色)は両手、ミネラルを入れて考えていきます。初めは迷う事が多かったけど、目も慣れて「どのくらいの量か」はわかって買えるようになりました。コンビニの食事をして、最初に思った事が「味が濃い!」でした。今まで普通に食べていたのに…。

理事長さんのセミナーは本人の体験談も交えて話してくれるので、説得力があります。「夜、食事は20時までに済ませる」「20分かけて食べる」「1日3食しっかり食べる」など、今まで私がやってこなかった事ばかりで、太る原因だと改めて実感しました。スポーツジムに行かなくても、TVを見ている間にスクワット、腹筋、背筋、プッシュアップ、全部やっても大した時間ではない。これをコツコツ毎日続ける事が大事なんだと…生活の中での一部、習慣。

いすに座る時も背筋を伸ばすように意識するだけでも違います。私も寮ではいすに座る時は、なるべく背筋を伸ばすようにしました。あとはレンジで2分温める時間で何ができるか考えるようになりました。股関節回し、左右10回・前後を行ってもまだ時間は余ります。他では春日体操(肩甲骨を動かす)、駅では階段を上る、信号の変わり目は無理に急がないで、待っている間はかかとの上げ下げなど、生活の中でやっても辛くない運動を習慣にするなど、合宿生活で学んだ事は実行していきたいです。私はこういう合宿だったので、何でも吸収していきたいと思いましたし、何があっても教えてもらった事はやってみました。理屈じゃなくてとにかくやる事。信頼してついて行く事。安心して合宿生活を送る事ができました。やった分だけ結果につながると自信を持って言えます。私は一歩踏み出せた事が本当によかったと思うし、合宿生活の1ヶ月間は私にとって貴重な宝物になっています。これで合宿は終わったけど、これからが本番。スタート地点に立ちました。

あたたかいスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

皆さんとの出会いに感謝です。

これからも上を向いていきます。

CTスキャンで見るダイエット効果

CTスキャンの見方

CTスキャンの見方、腹腔内脂肪・皮下脂肪についての説明はこちら

ダイエット開始前 ダイエット開始後
ダイエット開始前 ダイエット終了後
腹腔内脂肪面積(cm2) 160.2 102.9(-57.3)
皮下脂肪面積(cm2) 364 341.4(-22.6)
公開日:2019年4月30日
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